「よろしいですか?
これは大変、大変に興味深い事態なんですよ?」
その窓口役の若いメイジは興奮気味に捲し立てながら
紙束をこちらに押し遣ってきた
Moonglow首長 殿
Lycaeumエセリアル振動研究室
ご質問の件につきまして、可能な限り回答いたします。
貴隊の隊長Mark氏の身体周辺における異常空振は
何らかの力によるエーテルの揺らぎであると認められます
継続的な計測の結果、その頻度及び振動量は刻々と増大しつつあり
最終的な上限を推測する事は困難ではありますが
人体の許容量を鑑みるに、数日中に限界点に到達するものと考えられます。
…
…
いかにして氏が突然この世界に再び顕現出来たのか
その理由につきましては憶測の域を出ませんが
星辰の配置、二つの月の力関係、エーテルの乱れ等
複合的な要因であろうと考えられます
…
…
残念ながら現在の魔法技術水準に於いて
エーテルの干渉を食い止める、又は除去する事は
事実上不可能であると申しあげねばなりません
…
…
…
当世界時間で数年に相当する時間をエセリアル虚空間で過ごし
記憶も人格も保たれたまま、再び元の世界に戻るという事例は
極めて特異なケースであると申し上げたい。
つきましては是非、氏をご説得いただき
エセリアル虚空間研究、エーテル波動解析の飛躍的進歩の為…
…
…
…
・・・・・・・・・ふぅーむ・・・
書面をくるくると巻きながら、儂は問い質さずにはおられんかった。
----大将は、その時が来たら、大将はどうなるんじゃね?
「それにつきましては研究室の諸師の間でも見解が分かれておりまして」
「ゴースト体が虚空間に引き戻され通常の死体のようになる、という意見もあれば
バラバラに振動粉砕され塵も残るまい、という先生もいらっしゃいますね」
「ああ、他にも口から黒いWispを吐き出し抜け殻のようになるだろうって説とか」
----大将はご帰還の際、大爆発以後の記憶を全く無くしておられたようじゃったが
今回の事は覚えておられると思うかね?
「覚えている、エーテルの波に浚われた時点まで遡る、全ての経験や記憶を失う
これも意見は分かれておりますが、どれもありうるんじゃないですかね」
「うまくすれば他の次元や、想像も出来ない別の地平で得た知識をもたらしてくれる
なんて都合の良い期待してる研究者もいるほどで」
----仮に今回また大将が消えてしもうたとして、次にお戻りになるのはいつじゃね?
「さて、皆様そちらは興味がそそられないのかいまいち議論の対象にならず」
「でもこの世界と氏の魂の結び付きは強く、復元力の働きでたびたび顕現はあるだろうと」
「重要なのはエーテル干渉のメカニズム解析であって、正直そちらにはあまり関心が…」
・・・・もういいわい
まだ口を動かし続けるメイジの胸元に紙束を叩きつけ、足音高く席を立った。
それ以外、儂に何が出来たじゃろう
その頃ブリ銀で開かれていたカッコイイポーズ考案会
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インペリアルクロスの陣形で掘り出される宝箱を見守る
全滅しなかっただけマシ、と健闘を称え合い
墳墓を駆け抜け
アビスに潜り
モンバットやインプの大軍と互角の死闘を演じたり
迷子になって挫折したトレーダークエストにリベンジを誓い
モンバットと牛の激闘を固唾を呑んで見守り
雇用戦士(準隊員)と力を合わせて襲撃者を撃退
雇用戦士の方が活躍してたのでは、と若干後ろめたさを感じつつ
気味の悪い彫像を抜けてやっとゴール
みるみる勘を取り戻し、あたらしい技術を吸収してゆく大将と
ともに冒険に出るのは我々隊員たちにとっても新鮮で楽しい日々じゃ。
古参兵のみならず、大将不在の間に加わった新規隊員たちも
たちまちのうちに心服せしめたのは、その人柄ゆえと言えましょう
隊の士気も盛り上がっておるし
このままずっと楽しく活動していけると良いのう....
などという甘い夢想は、到底叶わぬ現実を
儂らはこの後突き付けられるのじゃった...。
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うむ。
またしても随分と日記に間が空いてしまったが、これには理由がありましてな。
先ごろ、トリンシック近郊の住民から連絡があり
「おたくの部隊の隊長を自称する男を保護している」と。
はて…。
騙るにしても
もう少しカッコ良く、見栄えも羽振りもいい団体あるじゃろうに
なぜよりによってウチみたいな弱小を…?
と思いつつ黙殺しかけたが、そうもいかず。
一応詳しい話を聞いてみたんじゃ。
「ゲート出たところの窪地から脱出できずに途方に暮れてたみてぇで」
「私は傭兵ギルドFFBで隊長を務めていた者だ、って」
「今時あんな弱っちい・・・ヤングでももう少し良いヤツ着てるって感じの(笑)装備でww」
いや、まさか…… まさか、のう…?
大将!! おかえりなさい・・・・!!
トリンシックのゲートから突如としてご帰還なされた大将は
消失の原因となった魔皇帝ゴルモア復活阻止の戦いあたりから
行方不明になられていた間の記憶がまったく無く
またお身体の衰弱も看過できなんだゆえ....。
現在の社会情勢や戦闘技術の進化、
新たな装備品や迷宮についてレクチャーしつつ
体調を見ながらリハビリの日々を過ごしていただく事となりましてな
そちらの方に忙しく、更新が滞っておった……というわけなんじゃ。
リハビリ中のひとこま
ドーン女王の崩御や、
ブラックソーン王の戴冠などもご存じなかったゆえ
新しくなったお城の見学に行ったり
そのままお城の地下のダンジョンに
物見遊山気分で潜り込んでみたり
この大将は果たして本当に本物の大将なんじゃろうか....?
そんな一抹の疑念は、確かに残っておった。
そりゃまあ、
残っておったが.......。
たまたま運悪く、入口寄りに出てきておったGドラゴンに
素早く頭からかじられる大将の姿を見て、確信いたしましたわい…。
この運の悪さ、間違いなく本物じゃ....!と。
皆様も街でウチの大将を見かけた時は
どうか優しくしてやってくだされ。
よろしくお願いいたします....!
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Christina女史からドラゴンテイムの護衛の依頼有り。他の隊員日誌にて詳しく書かれると思うので、簡単に書き記しておきたい
とりあえずテイムの場所決め(一戦目は入って速攻でしたが)のAyton。
だいぶ死に倒しましたが無事成功。
2匹目は、最後は結局撃破命令が出ました。
料理班のIssaさんがジュワッとドラ肉ステーキを焼き上げる。皆で舌鼓をうつ
---
その後エグゾダスダンジョンにてミニオンパラゴンと対戦
こちらも苦戦はするが、ドラゴンに比べると・・・
ココアも出ました。現物は初めてみた
その後ブリ銀にて整列、解散
御疲れ様でした
参加隊員
- Mark Rizzolo
- Ayton
- Molook
- Fyawell
- Issa
- RYUOU
さくさくリンク
YMTニューマジンシア首長活動報告
挑む女、その虚構と真実
Another Fantasy
クリス殿の膨大な記録
あめの優雅なUO生活
今暴かれるあめ様の生態
トリンシックDays
隊員リーキ君とその野菜一族の軌跡
YMTスカラブレイ首長活動報告
Let's dance!星達も唄う?
鮮血のハルバード
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隊員ボコ君の日常
ラマチャン・ポスト
トリンシック首長主従の意外な側面
Record of The Void Pool
ボイドプールの守護者Roland卿
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